鴻雁北

鴻雁北
二十四節気「清明」次候
七十二候「鴻雁北」こうがんきたにかえる
雁がまた、北に帰る季節を向かえました。
「雁風呂」「雁供養」という季語があり
津軽地方に、北から来た雁が
海で浮かべて休む為
木片を持って旅をするそうです。
浜辺にたどり着くと落とされて
また、翌春北に帰るときに
その木片をくわえ、北に旅にでるそうです。
浜辺に残された木片は、
亡くなった雁の物。
供養のため、木片で風呂を沸かしたという
北国に残る民話が「季語」になっております。
